せっかくダイエットを必死でがんばったのに、見た目が美しくならなければ意味がありませんよね。
それでも、「細くなったら皮はたるむから仕方ない」と、諦めている人が多いかもしれません。
しかし、減量中の皮膚のたるみを最小限にとどめ、成功を喜べるダイエットにする方法があります。
ダイエットで皮がたるむ原因

ダイエットで皮膚がたるむ原因は、体重が大幅に増えるタイミングでできあがっています。
体が太る理由は、脂肪細胞が肥大・増殖するからです。
そして、それに伴って皮膚も伸び、表面積が広くなります。
その状態でダイエットをすれば、詰まっていた脂肪細胞だけが縮み、皮膚は伸びたままです。
そのため、皮膚の下にすき間ができ、皮がデローンと垂れ下がります。
つまり、皮のたるみを阻止する一番の方法は、体重が大幅に増加しないように管理することです。
しかし、そんなことを言っては元も子もありません。太ってしまってからダイエットする際にどうすればよいのか、以下より解説します。
ダイエットで皮をたるませないポイント

ダイエットで皮のたるみを防ぐためには、極度に体重を減らさないことが重要です。
そして、筋肉量を増やしながらダイエットしましょう。
極度に体重を減らさない
ダイエットで皮をたるませないために最も重要なことが、極度に体重を減らさないことです。
ダイエットをがんばるなら、早く痩せたい気持ちは山々でしょう。
しかし、急激に体重を落とせば、脂肪も筋肉も一気に減ります。
理想は、1ヶ月に1キロずつ痩せるくらいのペースです。
ダイエットをスタートしてすぐは痩せやすいので、体重を減らしすぎないように調整しましょう。
筋肉量を増やす
皮のたるみを作らないためには、筋肉量を増やすことも大切です。
脂肪が減ると、その分すき間ができてたるむので、そこを筋肉で埋めます。
そのため、筋肉を増やすことで体重がそこまで減らなくても、見た目はスリムになっていきます。
皮をたるませないためには、体重の減少だけにこだわらず、しっかりと筋肉をつけながら痩せることが肝心です。
皮がたるまないダイエット法

皮をたるませないダイエット法を具体的に紹介します。
まず、過度な食事制限で痩せるのはやめてください。
筋トレをしっかりとおこない、有酸素運動は上下動の少ないものを取り入れます。
入浴やスキンケアにより、全身のお肌の生まれ変わりを促すことも意識しましょう。
過度な食事制限はNG
過度な食事制限によるダイエットは、皮がたるみやすいと言えます。
食事を食べなければ簡単に体重が減りますが、大切な栄養も不足し、脂肪とともに筋肉も減るからです。
また、食事を食べなければ、体重は急激に落ちてしまいます。
現状で食べ過ぎの人は、ダイエットのために食事の量を減らす必要はあります。
筋トレが必須
ダイエットで皮をたるませないためには、筋トレが必須です。
ダイエットをするとき、体重が減りやすいのはランニングなどの有酸素運動です。
しかし、激しい上下動の多いランニングは、皮がたるみやすいと言われています。
体重が減りやすい最初のうちは、ランニングよりも筋トレを重視し、筋肉量を増やしましょう。
有酸素運動を取り入れるなら、サイクリングやウォーキングなど、上下動が少なめのスポーツがおすすめです。
入浴とスキンケア
皮のたるみを防ぐための重要なポイントには、入浴とスキンケアも挙げられます。
痩せ方やペースも重要ですが、肌のハリを出すためのケアも必要です。
お風呂に入るときは湯船にしっかりと浸かり、血行を促進しましょう。
入浴後には、全身の肌にローションやクリームを塗り、保湿を徹底してください。
顔はもちろんですが、特にたるみやすいお腹やお尻、太もも、二の腕などのケアも入念におこないましょう。
血行促進と保湿によって新陳代謝がアップすれば、肌の生まれ変わりがスムーズになり、たるみも最小限にできます。