「努力しても痩せない」「意志が弱くて痩せられない」という人のために、ダイエットに効く薬があります。ダイエットサプリとは違い、正真正銘の医療用医薬品です。そのため、臨床試験でも、確かなダイエット効果が認められています。
人気のダイエット薬「ゼニカル」の効果
痩せると人気のダイエット薬は「ゼニカル」です。
ダイエット薬を大別すると、「食欲を抑制するタイプ」と「脂肪の吸収を抑えるタイプ」の2種類です。ゼニカルは後者で、食事でとった脂肪の吸収を抑えてくれます。
ゼニカルの有効成分は、オルリスタットという成分です。この成分が、脂肪を分解する酵素の働きを阻害します。これにより、体内では脂肪が吸収できない状態となり、そのまま便とともに排出される仕組みです。
ゼニカルを飲んでいると、最大で脂肪が30%カットされます。ゼニカルをたくさん飲んだからといって、効果が高まることはありません。
ゼニカルは依存性がなく、安全性の高いダイエット薬です。そして、ゼニカルを飲んだ87%の人がダイエットに成功しています。
服用を開始すると、2週間から3週間で体重の減少が見られます。食べる量を極端に減らす必要もないので、食事の楽しみを諦めずにダイエットが続けられるのが魅力です。
アメリカの治験によると、ゼニカルを1年間飲んだ人達のうち、60%には少なくとも5%の体重減少が確認されています。さらに、27%の人は体重が10%減少しており、多くの人達に効果があることがわかります。
ゼニカルは、油っこい食事が好きな人にはぴったりのダイエット薬です。毎日、毎食飲む必要はなく、脂質が多い食事のときだけ飲めば効果が得られます。そのため、1箱持っておくと、ダイエット中の急なお誘いにも安心して行けます。ポイントを押さえて利用すれば、確かなダイエット効果を得られる薬です。
ダイエット薬ゼニカルのデメリットや注意点
ゼニカルのデメリットは、脂肪分とともにビタミンの吸収も阻害されることです。油の吸収が阻害されることにより、脂溶性ビタミンが一緒に流れ出てしまいます。ゼニカルを飲んでいる間は、マルチビタミンのサプリも飲みましょう。
ゼニカルを飲んでいると、お腹がゆるくなったり、おならが増えたりします。腸内で作用するダイエット薬なので、お腹に副作用があらわれるのが難点です。
ゼニカルは食べた分の脂肪はカットしてくれますが、いま体についている脂肪の燃焼はしてくれません。摂取するエネルギーが減ることで、徐々に体重が減ります。ただ、早く効果を実感したいなら、適度な運動も併せておこなうのがベストです。
ゼニカルには食欲を抑制する効果はないので、食べ過ぎで太る可能性があります。ゼニカルを飲んでいる安心感で暴飲暴食すると、いくら脂肪分だけカットしても痩せません。きつい食事制限は必要ありませんが、ある程度は気を付けましょう。
ダイエット薬ゼニカルの購入方法
オルリスタットを含むダイエット薬は医薬品なので、ドラッグストアーでは取り扱われていません。加えて、日本では未承認であり、製造もされていないため、海外から取り寄せる必要があります。海外通販では販売されているので、個人輸入をしましょう。
国内の病院でも、医師が個人輸入し、処方をしているところがあります。病院で処方してもらうとかなり高額なので、自分で個人輸入した方がお得です。